食べる順番に気を付ける
投稿日時:2017-06-23 13:27:05
食事は生きていくために必要不可欠なものですが、健康的な食事だけを摂取するというのは案外難しいものです。お付き合いもありますし、毎日健康な食事を用意するのは大変で、ストレスのたまることでもあります。ストレスなく食事を改善できる健康法があれば……と考えている方におすすめしたいのが、今日からすぐにでも実践できる『食べる順健康法』なのです。
普段の食事を食べる順番を変えるだけで健康になるなんて、信じられないかもしれませんが、きちんと根拠があります。野菜⇒たんぱく質⇒主食と食べていくことで、食物繊維が糖の吸収を穏やかにし、生活習慣病の原因となる急激なインスリンの増加を穏やかにしてくれます。先にスープなどの水分や野菜を食べておくことで、お腹が膨れやすくなり、満腹感を得られるために主食(炭水化物)の食べすぎを防ぐ効果もあります。
食べる順番を変えてもあまり効果を感じられないとしたら、もしかすると食べる速度が速すぎるかもしれません。食物繊維が膨張したり、適度に満腹中枢が刺激されることにより、糖の吸収や食べすぎを抑えるのです。一気に早食いしてしまったら、抑えるまでの猶予がありませんから、効果も期待できなくなります。主食を食べる前に、なるべくおかずはゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう。
もちろん、食べる順番を変えたからと言って、肉油ものや糖質の多いご飯などをいくらでも食べていいというわけではありません。無理なく適度に健康的な食事を取り入れることが重要です。